低体温との関係

低体温との関係

低体温とは

低体温とは、平熱が36度以下の状態を指します。
健康な人の体温は、36.5度から37.1度です。
だるさや辛さがなければ、37度でも健康な体温とみなされます。
低体温の原因はストレスです。
ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、血流の流れが悪くなり、血流障害から低体温になります。
同様に、ホルモンバランスが崩れると、細胞の回復が遅くなり、細胞自体のエネルギーが低下するので、やはり低体温になります。
低体温の悪いところは、免疫力が低下することです。
じつは、糖尿病患者にとって、免疫の低下は深刻な病気を引き起こす原因になります。

免疫と感染症

糖尿病の治療をせずにほうっておくと、感染症を起こしやすくなります。感染症とは、ウイルスや細菌、カビなどが原因でおこる病気の総称です。
感染症を防いだり、感染症と戦う体の機能が免疫なのですが、低体温の人はただでさえ免疫の働きが悪いので、そこに糖尿病が重なると、なお、感染症のリスクが高まります。
糖尿病の人が起こしやすい感染症は、皮膚炎や壊疽など皮膚の病気と、肺炎や結核、腎盂炎や歯周病などその他の感染症に分けられます。
特に皮膚の感染症は、糖尿病患者によく見られます。
水虫やカンジダ症は、糖尿病患者の約20%の人がかかっていると言われています。
皮膚の感染症は、特に太っている人に多くみられ、糖尿病の人は健康な人の2倍かかりやすくなります。
こう言った皮膚の病気を不潔にしたままだと、そこからさらに細菌が入り、糖尿病性壊疽という、体の一部(とくに足)が腐ってしまう病気に進むこともあり、注意が必要です。
ところで、私たちの体の免疫の中心になっているのは、血液中の白血球です。
白血球は、外部から細菌などが体内に侵入しても、これを殺し感染症をふせいでくれています。
ところが、高血糖と低体温は白血球の働きを弱めますので、感染症にかかりやすくなるのです。

予防と低体温の克服

予防法としては、血糖をコントロールし、感染症への抵抗力を保っておくことです。
一方、低体温を治すには筋肉を鍛えることが有効です。
運動療法は食事療法とともに、糖尿病の治療の根本です。
ウオーキングなどの有酸素運動とともに、筋トレで筋肉を鍛えることは有効です。
特に体幹の筋肉を鍛えると、基礎代謝量が20%も上がり、体温の恒常的なアップにつながります。
基礎代謝量が上がると、脂肪を燃焼する働きも上がりますので、適正体重へのコントロールにも有効です。
運動の前後はストレッチをして心身の緊張をゆるめ、事故や怪我を防ぎましょう。
入浴には、体を清潔に保つ効果とともにリラックスと体温を上げる効能がありますので、積極的に湯船に浸かることをお勧めします。

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